円の売り持ちを解消する動きが継続(2016年1月11日)

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円の売り持ちを解消する動きが継続(2016年1月11日)

ドル円:1月11日のファンダメンタル分析

テーマ: リスク資産が引き続き売られ、円の売り持ちを解消する動きが継続

東京が休場となった月曜は、早朝の市場で南アフリカランドが対ドルで急落、16.30レベルから17.82レベルへと特段の材料が無い中で9%を超える動きを見せました。薄い中でストップオーダーがあったとのことですが、ランド円もまた急落した動きからすると国内のストップオーダーであったと考えられます。この動きを受け、ドル円も早朝に一時116.70レベルを付ける動きを見せましたが、急速に回復。上下の振れはあったもののNY市場までドル買いの動きを続けました。ドル円は一時118円台を回復しましたが、WTIが30ドル台へと売り込まれる中でドルの戻り売りも根強く、117円台前半へと押した後にやや戻しての引け。ユーロドルは終日ユーロ売り・ドル買いの動きとなり1.08台半ばでのクローズとなりました。

ドル円:1月11日のテクニカル分析

ポイント:重要な節目示現に至っていなく、下値攻めに達成感も見られません

ドル円は相変わらずの乱高下といった印象ですが、昨日の株式市場は底堅かったものの、原油相場が直近安値を割り込んだり、ランド円が急落したりと、まだまだリスクオフに対する警戒感には根強いものがあると考えざるを得ません。本日の中国市場もそれほど心配はしていませんが、念のため10:15〜30の動きを見て、ドルが買われるようであればカウンターで売りというスタンスがよさそうです。本日は117.30レベルをサポートに、118.10レベルをレジスタンスとする流れを見ておきます。

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