トランプ大統領の為替発言(18/8/23)

7月19日のドル高牽制発言に続いて今週20日には欧州の通貨安政策を批判する発言を行い改めて大統領就任初期のドル高をけん制する発言が目立っています。

トランプ大統領の為替発言(18/8/23)

トランプ大統領の為替発言

7月19日のドル高牽制発言に続いて今週20日には欧州の通貨安政策を批判する発言を行い改めて大統領就任初期のドル高をけん制する発言が目立っています。そこで、トランプ大統領が就任した2017年1月以降のドルインデックス、ドル円の日足チャートの上にトランプ大統領が為替についてコメントした日にラインを引いてみました。

トランプ大統領の為替発言

わかりやすくするために、1か月ずつ紫の四角で囲ってあります。左から順に見て行くと、2017年は1月、4月、7月と3か月おきに「ドルは強すぎる」と発言し、その後はしばらくおとなしかったのですが、なんと今年1月には「長期的には強いドルが望ましい」と歴代財務長官のセリフを言っています。これは唯一のドル高肯定発言なので縦のラインを青にしました。

そして、直近では7月、8月とドル高をけん制する発言を行いました。あくまでも仮定ですが、個別の通貨ペアの動きではなくドルインデックスが95(赤の水平線)以上の状態をドルが強いと考えているのではないかと思えます。95以上の時はドル高牽制発言を行い、90を割り込んだ際に減速のためドル高肯定発言、そして直近では再び95を超えてきたところでドル高牽制と、思い付きではなくドルインデックスという基準をもって発言しているのではないかと思わせます。そして、ドル円単体ではまったく気にしていないようです。

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