ドル円続伸 111円台を回復
23日の海外市場でドル円は続伸、今週初めて111円台を回復し東京時間7:00現在は111.30レベルでの取引です。
昨晩は特段の材料は無い中で、前日公表された8/1のFOMC議事録ではタカ派的な傾向が強く、9月利上げがほぼ確実なものとなったと市場で判断されたことから、本日のパウエルFRB議長の講演も強気なものとなるとの憶測が広がり、ドルの上昇を後押ししました。
昨日の上昇でドル円は一目均衡表の雲の中に突入、111.04にあった21日移動平均線も上抜けて、軟調地合いを脱出、一目均衡表の雲の上限111.62を伺う動きとなっています。
ただ、不調に終わりつつある米中貿易交渉やトランプ大統領弾劾問題等ドルには不安材料も多く、一方向でのドル買いともなりにくい状況です。
トランプ大統領は昨日FOXニュースのインタビューで「自分が弾劾されれば市場は崩壊する」と述べており、市場を盾に取ってでも弾劾をかわす姿勢を明らかにしています。
本日この後8:30からは7月の本邦消費者物価指数の発表が予定されており、前年比+1.0%の伸びが予想されています。
ドル円日足
オーダー/ポジション状況
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