引き続き円高の流れ(18/3/2)

昨日NY’市場で再び円高の流れへと回帰してきました。ドル買いが先行していたところにトランプ大統領が鉄鋼とアルミの追加関税導入との発言に反応し1円以上の反落。

引き続き円高の流れ(18/3/2)

引き続き円高の流れ

昨日NY’市場で再び円高の流れへと回帰してきました。ドル買いが先行していたところにトランプ大統領が鉄鋼とアルミの追加関税導入との発言に反応し1円以上の反落。本日の東京市場では一時105.94レベルと年初来安値(105.55)まで39銭と迫っています。

中間選挙に向けて次の公約実現として、貿易協定見直しと不均衡是正という通商政策改革に動く可能性が高いこと年間の見通しにも書いた通りですが、いよいよ動き始めた印象です。追加関税となると保護主義への道を突っ走る懸念が出てきますが、中国も対抗措置等黙っていないでしょうから、来週の正式発表に向け注意が必要です。

株安の動きもこれまでの金利上昇に加え、保護主義という古くて新しい材料が加わり本格的な調整につながる可能性も出てきました。為替への影響は当然リスクオフの円買いということになりますので、ドル円は105円の大台を目指し、クロス円も全般に円高の動きが継続しやすい流れとなります。

現時点のチャートにここから下のターゲット水準のみを表示したチャートをご覧ください。

              ドル円日足

              ドル円日足

2月安値を下回ると105円の大台は心理的にもいったん止められやすいものの、104円台後半、104円台前半、103円割れといった各水準が現在のターゲットとなっていると言えるでしょう。

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