ドル堅調裡、一転しレンジ上限うかがう(2/1夕)

1日の東京市場は、ドル高・円安。値幅そのものは50ポイントもなく小幅だったが、「寄り付き安・大引け高」の展開で、ドルの強さが目についた。

ドル堅調裡、一転しレンジ上限うかがう(2/1夕)

<< 東京市場の動き >>

1日の東京市場は、ドル高・円安。値幅そのものは50ポイントもなく小幅だったが、「寄り付き安・大引け高」の展開で、ドルの強さが目についた。

ドル/円は109.15-20円で寄り付いたのち、しばらくは揉み合い。109.10-25円といった狭いレンジで膠着相場となった。
しかし、目先のレンジ上限である109.25円を超えると、短期のストップロスを巻き込みドルは上昇。そののち再びレンジ相場となるも、夕方にかけてドル高が再燃すると、日中高値である109.50円台まで値を上げた。日経平均株価が前日比387円高と大幅高で、7日ぶりに反発して大引けたことが好感されていたようだ。16時時点でも、ほぼ同レベルの109.50-55円で推移し、欧米時間を迎えている。

一方、材料的に注視されていたもののひとつは、「米政権vs連邦捜査局(FBI)」の構図鮮明化の動き。FBIが政権に「ロシア疑惑偏向非難文書の公開中止を要求した」との声明を発表した反面、ロイターは、米ホワイトハウスの当局者が「機密文書は1日に公開されるとの見通しを示した」と報じていた。
そのほかでは、「米国が、パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマスの最高指導者ハニヤ氏をテロリストに指定」や「日米共同開発の新型ミサイル、迎撃実験に失敗」との報道なども取り沙汰され、一部で話題に。

<< 欧米市場の見通し >>

引き続き先週24日以降形成している108.30-109.80円といった1.5円ほどのボックス内に留まっており、短期的な方向性を喪失している感を否めない。ただ、これまではレンジの下限をうかがう様相だったのに対し、本日の東京時間は逆にレンジの上限を視野に入れた値動きとなっている。このあとの欧米時間に、109.80円あるいは心理抵抗の110円などをトライする動きはあるのだろうか?
材料的には、本日も重要とされる米経済指標の発表なども予定されているが、明日に1月の米雇用統計の発表を控えていることもあり、動きにくい雰囲気も。レンジ抜けトライは明日に持ち越しされる可能性もある。

テクニカルに見た場合、前述したように24日以降は1.5円ほど(108.30-109.80円)のボックス相場で、まずはこの形成レンジを如何に抜けていくのかがポイントとなろう。
前述したように、東京時間に109円半ばまで値を上げ、ボックス上限突破への期待が高まるなか、過去3週間近くドルのレジスタンスとして寄与してきた一目均衡表の転換線は本日も109.75円レベルと、ボックスの上限とほぼ同じ水準に位置している。そうしたことから、ドルの上値は重そうとの見方も少なくなく、戻りを確認後の反落という展開にも一応注意しておきたい。

一方、材料的に見た場合、1月の製造業PMI確報や同ISM製造業景況指数など重要な米経済指標が発表される見込みであり、それらはやはり注意を要する。
また、前述した「米政権vs連邦捜査局(FBI)」について、米ホワイトハウスの当局者が「機密文書は1日に公開されるとの見通しを示した」とされることも気掛かりだ。内容次第では嫌気したドル売りなどがかさむ可能性も、参加者の一部で指摘されていた。

そんな本日欧米時間のドル/円予想レンジは、109.00-110.00円。ドル高・円安方向は、先週末高値の109.75-80円が最初の抵抗で、抜ければ110円台乗せが見えてくる。110.20円や110.80-85円などがターゲットに。
対するドル安・円高方向は、109円前後に弱いサポートが位置しており、下がった場合は同レベルの攻防を注視したい。割り込めば直近安値も位置する108.20-40円を目指す展開か。

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