ドル円、153円台前半で方向感に欠ける動き (10/30午前)

30日午前の東京市場でドル円は153円台前半でのもみ合いに終始。

ドル円、153円台前半で方向感に欠ける動き (10/30午前)

153円台前半で方向感に欠ける動き

30日午前の東京市場でドル円は153円台前半でのもみ合いに終始。朝方、153.36レベルで取引の始まったドル円は、イベント前で様子見気分強く、153.08-44レンジでの小動きとなっており、東京時間正午現在は153.30前後での取引です。

日経平均株価は、昨晩米市場でナスダック総合指数が上昇した流れから、値がさの半導体関連株が上昇したことで、序盤から上げて上昇基調を維持。円安ドル高基調継続により輸出関連株も買われた他、前日好決算を発表した企業の株式も個別に物色され相場を下支えし、486円の大幅高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、まちまちの米指標の結果に米長期金利が乱高下。ドル円も欧州前半の153円レベルの取引から米国序盤にかけ153.87まで上昇した後153円台半ばを挟んで上下する荒い値動きとなりました。終盤にかけては上下動が収束し、153.36でアジア時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は、引き続き高値圏で下値を切り上げる強い地合いが続いています。また、本日現状の水準で推移した場合には21日線が90日線をゴールデンクロスする見込みで、一層ドル買い地合いが強まる可能性があります。本日以降も米指標、日米の金融政策決定会合、米大統領選等のイベントが続く中、相場がドル買い材料に反応しやすい地合いであることには留意が必要です。

153円台前半で方向感に欠ける動き

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