強気のハンマー(カラカサ)出現(2016年2月25日)

「円高・低金利・原油安」

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強気のハンマー(カラカサ)出現(2016年2月25日)

ドル円:2月25 日のファンダメンタル分析

東京市場では前日に続いてドル円の上値が重くじり安の展開を辿りました。欧州市場に入り、株式市場に買いが入る動きを見ていったんは112円台前半へと水準を上げましたが、その後ダウ先物夜間取引を中心として主要株価指数が大幅安、NY市場に入ってからも軒並み弱い米国経済指標に反応して株式市場が続落、為替市場はドル売り一色となりました。ドル円は一時111.04レベルと2月11日安値までわずかの水準まで迫りましたが、後場に入り原油価格が大幅高となる中、株式市場も急反発し、112円台前半へと戻しての引けとなりました。

ドル円:2月25日のテクニカル分析

ドル円は、海外市場でリスクオフ、リスクオンと1円を超える行って来いの動きを演じる荒れ相場となりましたが、111円前後でダブルボトムを形成したと考えるには時期尚早だと思われます。原油価格も反発したとはいえ、週初の高値には遠く、また戻ったところでは着実にドル売りオーダーが出て来る流れが続いていますので、急反発したことで逆にドル売りを考える向きが増えてきそうです。本日は112.40レベルをレジスタンスに、111.60レベルをサポートと112円を挟んだ展開を見ておきます。

オーダー/ポジション状況

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