ドル円:2月26 日のファンダメンタル分析
東京市場では前日NY市場後場の流れを受け、ドル円は円安の動きからスタートしました。欧州市場序盤に夜間取引の株価先物に売りが見られた際には一時的な押しも入りましたが、その後もじりじりと水準を切り上げ、前日に続きNY市場では原油高、株高の動きが強まったことからドル円は113円台に戻しての引けとなりました。今週は週初からポンド円がリードする形でドル円クロス円での円高が進行しましたが、ポンド円が前日に154円台後半で目先の底入れをし158円近くまで値を戻してきたことで、G20開催の週末を前にしたポジション調整も出ていた様子です。
ドル円:2月26日のテクニカル分析
ドル円は前日と全く同様でNY後場の原油高、株高の動きに引っ張られてリスク回避の巻き戻しによる円安の動きとなりました。前日に2月11日に付けた111円割れに近づきながらも抜けられなかったことから、週末前のポジション調整も重なった様子です。ただG20に関しては米国から通貨安競争は回避という発言がすでに出ていることもあり、介入が話題に上ることも無さそうで、為替に関するテーマよりもリスクオフの元ともなっている開催国中国の景気回復、そして世界経済の安定というテーマに何か示すことができるのかという点が注目されるところです。ドル円は短期筋のポジション調整は一巡したと考えられますので、今日のところはもみあいを想定、112.70レベルをサポートに、113.40レベルをレジスタンスとする流れを見ておきます。
オーダー/ポジション状況
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