円高 次のターゲット(2017年6月8日)

ドル円は本日のイベント集中日を前に火曜東京市場から円高が進行し、週報で予定していた仏大統領選後のギャップを早々に埋めてしまいました。

円高 次のターゲット(2017年6月8日)

円高 次のターゲット 6月8日アップデート

ドル円は本日のイベント集中日を前に火曜東京市場から円高が進行し、週報で予定していた仏大統領選後のギャップを早々に埋めてしまいました。ドル円4時間足チャートをご覧ください。

円高 次のターゲット 6月8日アップデート

タイミングを外された感はあるものの、テクニカルにはもみあい下抜け(緑のペナント)、直近安値下抜け(黄緑の水平線)と下げの準備を整え仏大統領選後のギャップ(オレンジの楕円)を埋める動きとなりました。

以前のサポートが現状はレジスタンスとなっていますので、110.24レベルから110円台半ばでは売りが出やすく、本日のイベントを経てドル買いの動きとなったとしても同水準はいったん売りが出る水準と考えています。

いっぽうでここよりも下の水準ですが、大きくは4月安値の108.13、その手前には3月高値から計算するフィボナッチ・エクスパンション(ピンク)も5月高値から計算するフィボナッチ・エクスパンション(青)も78.6%(61.8%の平方根)のターゲットが108円台半ばから後半に位置しています。

今夜から明日の東京前場にかけての動きが円高だった場合には、108円台のこれらサポートが維持できるかどうか、維持できない場合には107円、105円といった水準が長期的なターゲットとなっています。

英国総選挙の投票締め切りは明日の午前6時、直後から速報が出て来ると思いますので、慎重に臨みたいところです。

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