ドル円115円近辺へ上昇(2017年3月10日早朝)

昨晩の海外市場では注目されたECB理事会で、市場の予想通り政策金利の変更はありませんでしたが、

ドル円115円近辺へ上昇(2017年3月10日早朝)

ドル円115円近辺へ上昇

昨晩の海外市場では注目されたECB理事会で、市場の予想通り政策金利の変更はありませんでしたが、声明文から「目標達成に向け正当化されるなら理事会はあらゆる措置を利用する」との一文が削除されました。
これについてドラギ総裁は「緊急性が存在しないため」と説明、欧州圏の景況感の認識への改善にユーロは対ドルで1.0550レベルから1.0600レベルまで急騰しました。

また、昨晩米債券市場で10年物国債利回りが一時2.6%台をつけ上昇、雇用統計→FOMC利上げのシナリオ一層強く織り込んだ形となっています。
これを受けてドル円も115円に接近、欧米時間帯には高値114.98をつけましたが115円台を前にドル売りも根強く、アジア時間早朝も115円手前でのせめぎあい。6時30ごろには一旦115円丁度をつけています。

一方昨晩は原油先物価格が米国内の在庫の積み上がりとOPEC減産合意の実効性への疑問から今年初めて50ドル割れを示現、一時48.59ドルまで下落して市場に不安の影を落としました。NYダウは前日比ほぼ横ばいの2.46ドル高、20,858.19ドルで終了しています。

市場は依然として今晩の米雇用統計待ちですが、ドル円が115円に接近していること、ここまで各種のイベントを経てポジション調整が進んだことから日中の日本株は堅調に推移しそうです。
ドル円は日中115円にしっかり乗せてくるか否かに注目されます。

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