ドルもユーロも勢いに注目
じわじわと高値更新が続いているドル/円、クロス円ですがもっと大きく上昇すると思って期待していた人は勢いが続かないことに落胆しているかもしれません。
ドル/円は115円あたりまで上昇してきましたが115円台には抵抗が多く、簡単に116円のせとなるかは微妙です。
115円以上で買っている人がかなりいるということでポジションの傾きを見ると買いが多くなっているようです。
急騰場面でよくあるのが売り方の投げです。
売っていた人が慌てて損切りの買戻しに走ることで、大きく上昇するのですが買いポジションの方が多いと損切りを巻き込んだ動きが出にくいため大きく上昇するという動きになりにくいです。
そして、もう一つは円以外のペアに対して大きくドル買いが進むのかも微妙です。
昨日はユーロ圏の金融政策が発表されましたがユーロ/ドルは、直後は上昇したものの結局はレンジ内の動きにおさまっています。
ユーロ圏の金利は据え置かれ、資産購入額にも変更がなく想定内の内容でした。
ユーロ/円は高値更新し、121.90円近くまで伸びましたが122円を前に反落する動きとなりました。
ユーロ/円はテクニカルで見ると122円台前半に抵抗があるので、このあたりまで上昇する可能性はありそうです。
今日は米国の雇用統計があるので、強い結果となればドル/円は1月下旬の高値の115.40−115.60円あたりまで上昇するかもしれません。
跳ねた場合は、しっかりと利益確定して、次の動きに備えたいところです。
ドル円12時間足
オーダー/ポジション状況
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