ドル円149円台後半、高値圏で150円超えを伺う動き (10/15午前)

本邦、米国祝日明けの15日午前の東京市場でドル円は149円台後半でのもみ合い。

ドル円149円台後半、高値圏で150円超えを伺う動き (10/15午前)

ドル円149円台後半、高値圏で150円超えを伺う動き

本邦、米国祝日明けの15日午前の東京市場でドル円は149円台後半でのもみ合い。朝方、149.76レベルで取引の始まったドル円は、序盤149.84まで上値を試すも続かず。実需とみられるドル売りに、仲値公表を挟んで149.43までほぼ一方向に軟落しました。その後は方向感を失い149円台後半を回復、東京時間正午現在は149.63での取引です。

日経平均株価は、昨晩米市場で主要株価指数が上昇した流れを受け買いが先行。イスラエルのイラン石油施設への攻撃回避報道からの原油価格下落に、エネルギー関連株が売られたものの、米市場で好調だった情報技術系銘柄や、円安進行を好感した輸出関連銘柄への買いが勝り、前場終了にかけても続伸しました。午前の終値は前週末比626円高の40,0232.45円と約3か月ぶりに4万円台を回復しています。

昨晩海外市場では、日米の休場で材料難の中、FRBのウォラー理事が、最近の経済指標をベースに「利下げペースは9月会合で必要とされた以上の慎重さで進める必要性がある」と述べたことから、ドル円は未明に一時149.98まで急上昇しました。その後はやや戻し、149.76でアジア時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は、引き続き一目均衡表の「雲」の中での推移ですが、8日以降は連日下値を切り上げる動きとなっており、ドル買い地合いが強まっています。節目の150円超えに成功すれば150.45付近の90日線、151.25付近の200日線等を順次試す動きとなりそうです。 

ドル円149円台後半、高値圏で150円超えを伺う動き

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