一段の下落リスクに注意。146.50超えで終えれば下値リスクがやや後退。
直近の日足は安値圏で引ける陰線引けとなり、145円台の下値抵抗を守り切れずに終えており、下値リスクが高い状態にあります。
144.20-30の日足の抵抗を終値ベースで守っていますが、149円台前半にあった強い上値抵抗にぶつかって反落した流れにあり、下値リスクがより高い状態に変わりありません。144.20-30に日足の横サポートがありますが、144円を割り込んで終えた場合は、新たな下落リスクが生じて8/5に付けた141.69が底値であったかどうかを確認する動きが強まり易くなります。
逆に146.20-30の抵抗をクリアして146.50超えで終えた場合は7/11に付けた161.76を戻り高値として急角度で上値を切り下げて来た流れから抜け出して短期トレンドが変化し、上値余地が拡がり易くなります。この場合でも週足の形状は改善せず、149円台に乗せて越週しない限り下値リスクを残します。
日足の上値抵抗は145.10-20,145.90-00,146.20-30,147.20-30に、下値抵抗は144.20-30,
143.00-10,142.30-40,141.90-00,140.20-30にあります。
21日、120日、200日移動平均線は147.70,154.14,151.30に位置しており、短・中期トレンドは
“ドル弱気”の流れにあります。
一方直近の週足を見ると、安値圏で引ける大陰線となり、この足が145.50-60にあった週足の抵抗を下抜けて越週しており、新たな下落リスクが点灯中です。144.20-30の日足の抵抗を守って終えていますが、日足、週足ともに形状が弱く、下値リスクにより警戒が必要です。日足が144円を割り込んで終えた場合は、142円台前半にある強い下値抵抗をトライする動きへ。さらに142円も割り込んで越週した場合は、8/5に付けた141.69の直近安値を切り崩しつつ、140円割れトライの動きが強まり易くなります。この場合は2021年1月に付けた102.59を基点とする長期的なサポートラインが位置する138円近辺を意識する動きとなりそうです。逆に、日足が146.50超えで終えれば下値リスクが後退して、反発余地を探る動きが強まり易くなりますが、この場合でも7/3に付けた161.95を基点とする週足のレジスタンスラインが148円台後半に位置しており、149円台にしっかり乗せて越週するまでは下値リスクにより警戒が必要です。また150円台に乗せて越週するまでは“ドル強気”に変化しません。
今週の週足ベースで見た上値抵抗は145.50-60,146.60-70,148.00-10,148.80-90に、下値抵抗は、
142.30-40,141.10-20,140.20-30,138.80-90にあります。31週、62週移動平均線は152.96と
149.44に位置しており、中期トレンドは“ドル弱気”の流れに変わりありません。
上値は、144.70-80に軽い抵抗が、145.10-20,145.50-60,145.90-00にやや強い抵抗が出来ており、反発余地が限られる展開が予想されますが、全てクリアし、さらに146.20-30,146.70-80の抵抗を全て
クリアするか、日足が146.50超えで終えれば下値リスクが後退して、どこまで反発出来るかトライする
動きが強まり易くなります。この場合でも148.00超えに強い上値抵抗が控えており、149円台に乗せて
越週するまでは下値リスクを残します。下値は、144.20-30,144.00-10にやや強い抵抗がありますが、
144円割れで終えた場合は。新たな下落リスクが生じて、143.50-60,143.10-20,142.80-90,142.50-60,142.20-30,141.90-00,141.50-60,141.10-20にある抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きへ。
オーダー/ポジション状況
関連記事
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:田代 昌之
2024.11.21
東京市場のドルは154円台後半で推移、今晩も要人発言で上下に動く可能性アリ(24/11/21)
東京時間(日本時間8時から15時)のドル・円は、時間外の米10年債利回りも上げ一服となったことでドルは一時154円台を付ける場面も見られた。
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:斎藤登美夫
2024.11.21
ドル円 地政学リスクくすぶるも再びレンジの様相に(11/21夕)
東京市場は一転してドルが弱含み。とくに終盤下げ足を速めている。
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:山中 康司
2024.08.26
ドル円 円高の流れが定着するも新安値は来週か(週報8月第4週)
先週のドル円は、大きくうねりながらも連日上値の重さを感じさせ、買い戻されたところではカウンターで売りが出てくるという動きが続きました。
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:斎藤登美夫
2024.08.26
ドル円 下値余地拡大、米指標次第でドル続落も(週報8月第4週)
先週のドル/円相場はドルが弱含み。一時持ち直す局面も見られたが、週末にかけドルは大きく値を下げた。
-
みんなのFX トレイダーズ証券
みんなのFXはスワップもスプレッドも高水準!口座開設とお取引で最大1,010,000円キャッシュバックキャンペーン中!
取引は1,000通貨からOK、手数料も無料!eKYCで最短1時間後に取引可能
- 「FX羅針盤」 ご利用上の注意
- 掲載している情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
- 掲載している商品やサービス等の情報は、各事業者から提供を受けた情報または各事業者のウェブサイト等にて公開されている特定時点の情報をもとに作成したものです。
- 当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
- FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
- 当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
- 当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
- 当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
- 当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
- 当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
- 当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
- 当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。