ドル円157円台後半、米市場休場で動意薄 (6/19午前)

19日午前の東京市場でドル円は157円台後半での小動き。

ドル円157円台後半、米市場休場で動意薄 (6/19午前)

ドル円157円台後半、米市場休場で動意薄

19日午前の東京市場でドル円は157円台後半での小動き。朝方157.86レベルで取引の始まったドル円は、午前中157.73-92の狭いレンジ内での取引に終始。東京時間正午現在は157.80での取引です。
朝方発表された4月の日銀政策決定会合議事要旨では、円安の物価への影響を懸念する声が上がっていた様子が記されており、「為替は経済・物価に影響を及ぼす重要な要因の一つであり、経済・物価見通しやそれをめぐるリスクが変化すれば、金融政策上の対応が必要になると指摘した」との記載もありました。状況によっては金融政策で円安に対応する可能性があることが明示された形ですが、市場への影響は限定的でした。

日経平均株価は、昨晩米市場で主要株価指数が連騰した流れを受け買いが先行。金融、自動車等が買われ、序盤の上げ幅は一時300円を超えました。その後はもみ合いとなり、225円高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、東京時間午後からのドル買い戻しの動きが応手序盤まで続き、ドル円は一時158.23の高値をつけました。しかしその後発表された5月の小売売上高が予想ほど伸びず、前月分もマイナスに修正されたことから、米長期金利が急落、ドル円も一時157.63まで急落したものの持ち直し、157.85で東京時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は、日足の主要テクニカルポイントの上で推移。連日下値を切り上げる強いドル買い地合いとなっています。一方で5/3安値と5/16安値を結ぶトレンドラインは158.24付近にあって、引き続きレジスタンスとして機能しています。

本日は米市場が21年より制定された奴隷解放記念日の祝日で休場のため、この後も大きな動きは予想されていません。

ドル円157円台後半、米市場休場で動意薄

ドル円日足

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