ユーロ円 上値余地が限られる可能性(24/6/19)

ユーロが対ドルで1.0760超えまで上昇したことから、ユーロ/円もつれ高となり、小幅上昇して引けています。  

ユーロ円 上値余地が限られる可能性(24/6/19)

上値余地が限られる可能性

昨日の海外市場では、低調な米小売売上高を嫌気してドル売りが優勢となり、ユーロが対ドルで1.0760超えまで上昇したことから、ユーロ/円もつれ高となり、小幅上昇して引けています。  
チャートを見ると、直近の日足は小幅続伸し、上値余地を探る動きに繋げていますが、上昇余力の強いものではないことや、上値を切り下げる流れからは上抜けきれておらず、下値リスクを残した状態です。一方で、168.00-10にやや強い下値抵抗が出来ており、これを割り込んで来ないと下値余地も拡がり難い状態です。

日足の上値抵抗は169.70-80,170.20-30,170.60-70に、下値抵抗は169.00-10,168.50-60,168.00-10にありますが、170円台に乗せて終えれば6/3に付けた170.89を基点とする短期的なレジスタンスラインを上抜けて下値リスクが後退、170.60-70の抵抗を上抜けて終えた場合は、4月に付けた171.59を直近高値とするレジスタンスラインを上抜けて、“ユーロ強気”の流れに戻して一段の上昇に繋がり易くなります。
逆に168円を割り込んで終えた場合は下値リスクが点灯、167円割り込んで終えた場合は昨年12月に付けた153.23を基点として下値を切り上げて来た流れに変化が生じて新たな下落リスクが生じます。

上値余地が限られる可能性

ユーロ円日足

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