ドル円、155円台後半で米雇用統計待ち (6/7午前)

7日午前の東京市場でドル円は155円台後半でのもみ合い。

ドル円、155円台後半で米雇用統計待ち (6/7午前)

ドル円、155円台後半で米雇用統計待ち

7日午前の東京市場で、ドル円は155円台後半でのもみ合い。朝方、155.61レベルで取引の始まったドル円は、今晩の米雇用統計発表を控え動意に欠け、午前中155.55-94の狭いレンジでの取引に終始。東京時間正午現在は155.83での取引です。

日経平均株価は、昨晩米市場で主要株価指数がまちまちの動きとなったことを受け、前日終値を挟んで一進一退の展開となりました。米市場でのハイテク株安を受け半導体関連銘柄が売られた他、医薬品、エネルギー系が下げた一方、化学などの素材系が買われるなど業種によりまちまちで、42円安で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、注目されたECB理事会で、ECBは物価上昇圧力が弱まったとして、4年9か月ぶりに0.25%の利下げを実施。一方で24年のユーロ圏のインフレ見通しを+2.5%、25年を+2.2%とそれぞれ+0.2%引き上げた事から、連続しての利下げ実施の可能性は遠のいたとして、直後はユーロドルが1.086台から1.0902まで急伸しました。しかし、すぐに落ち着きを取り戻し1.08台後半での推移となっています。ドル円は本日の米雇用統計を控え様子見気分が強く、156円を挟んでの動きが継続しています。ただ、米国の第1四半期の単位労働コストが下方修正され、米10年物国債利回りが一時4.27%台に低下したことから、やや上値の重さが目立ち、155.62で東京時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は、本日一目均衡表の「雲」上限が155.75まで低下しきており、それに絡む動きです。サポートは154.78レベルの基準線、153.33の一目均衡表の「雲」下限、152.70の90日線等、上方向は、ここ数日は156.13の転換線、本日156.27レベルの21日線がレジスタンスとして機能しています。

市場は今晩の米5月雇用統計待ち。事前予想では非農業部門雇用者数は前月よりやや増加、失業率は変わらずですが、今週発表された他の雇用関連指標は労働需給の引き締まりを示すものが散見されており、今晩も結果次第では波乱含みです。

ドル円、155円台後半で米雇用統計待ち

ドル円日足

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
掲載している情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
掲載している商品やサービス等の情報は、各事業者から提供を受けた情報または各事業者のウェブサイト等にて公開されている特定時点の情報をもとに作成したものです。
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る