ドル円、147円台で上値重い (3/13午前)

13日午前の東京市場でドル円は147円台半ばから前半で軟調な動き。

ドル円、147円台で上値重い (3/13午前)

ドル円、147円台で上値重い

13日午前の東京市場でドル円は147円台半ばから前半で軟調な動き。朝方、147.68レベルで取引の始まったドル円は、序盤147.60近辺でもみ合った後、仲値公表を挟んで147円台前半へ反落。一時147.24の安値をつけた後、東京時間正午現在は147.37での取引です。

日経平均株価は、昨晩米市場で主要株価指数が上昇した流れを受け、朝方買いが先行、一時3万9千円台を回復しましたが、円高や、日銀の政策転換リスク等が嫌気されて失速。金属、化学等の一部を除くほぼ全業種で下げてマイナス圏に転落し、161円安で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、注目された米2月消費者物価指数が事前予想を上回ったことから、発表直後にドル円は148.12の瞬間高値をつけました。しかし、市場予想を上回ったとはいえ、コア部分の鈍化傾向は変わらず、年内利下げの方針に変わりはないとの見方が広がったことから、その後は147円台後半でのもみあいとなり、147.68で東京時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は、昨晩の上昇で、本日147.25付近を緩やかに下降中の90日移動平均線を上抜けましたが、午前中は再び同線を試す動きとなっています。
本日は春闘の集中回答日にあたっていますが、昼までにトヨタの満額回答、日本製鉄の要求水準を上回る回答等が報じられており、かねてより賃金の上昇とインフレへの波及を政策修正の重要な判断材料としてきた日銀植田総裁の、緩和政策転換への思惑が再燃しそうです。

ドル円、147円台で上値重い

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