ドル円150円付近、21日線を明確に割り込むと地合いの悪化も (3/6午前)

6日午前の東京市場でドル円は150円を挟んでのもみ合い。

ドル円150円付近、21日線を明確に割り込むと地合いの悪化も (3/6午前)

ドル円150円付近、21日線を明確に割り込むと地合いの悪化も

6日午前の東京市場でドル円は150円を挟んでのもみ合い。朝方149.92レベルで取引の始まったドル円は、新規材料難と米国時間にパウエルFRB議長の議会証言等のイベントを控え、方向感に欠ける動きとなりました。午前中の取引レンジは149.82-150.08と限られ、東京時間正午現在は149.91での取引です。

日経平均株価は、昨晩米市場で主要株価指数が軒並み下げた流れを受け売りが先行。下げ幅は一時300円を超えました。しかしその後はエネルギー、電力、不動産等の銘柄に買いが入り下げ幅を縮小。99円安の39,997.66で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、米1月製造業受注、同耐久財受注、ISM非製造業景気指数等の米指標が軒並み不冴えな結果となりました。これを受けた米長期金利の急低下に、ドル円も深夜に150円台半ばから149.71まで急落。その後は150円を挟んでのもみ合いとなり、150.06で取引を終えています。

テクニカルにはドル円は、昨晩の反落で、午前中、21日移動平均線転換線(本日150.08付近を上昇中)を下抜けた状態で推移、ドル買い地合いが後退しています。本日もパウエル議長の議会証言やADP雇用統計の発表等、海外時間に重要イベントが控えており、予断を許さない状況ですが、終値ベースでも21日線を下回る場合には、148.40の基準線や147.41付近の90日線までの下値余地が広がることから、注意が必要な状況です。 

ドル円150円付近、21日線を明確に割り込むと地合いの悪化も

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