上値の重い展開。“ユーロ強気”の流れを維持。
昨日の海外市場では米2月非製造業景況指数、1月製造業受注、1月耐久財受注(改定値)などの経済指標が軒並み市場予想を下回ったことから金利が低下し、対円を中心にドル売りが優勢となりました。この結果ユーロ/円も163円台前半から162円台後半まで連れ安の展開となり、前日終値から反落して引けました。
直近の日足を見ると、陰線引けとなり続伸に繋げられずに終えています。下げエネルギーの強いものではなく、短期トレンドの変化も認められませんが、163.60-70の抵抗を上抜けて越週するか164円台に乗せて終えるまでは上値余地も拡がり難い状態です。また162円台を維持できずに終えた場合は日足の形状が悪化して下値リスクがやや高くなります。
161.50以下で終えた場合は“強気”の流れから“ニュートラル”な状態に変化、160円割れで終えた場合は短期トレンドが“ユーロ弱気”に変化します。
上値抵抗は163.10-20,163.50-60,163.80-90,164.10-20に、下値抵抗は162.40-50,162.10-20,161.50-60,161.00-10にあります。
ユーロ円日足
(移動平均線 赤:21日、青:120日、緑:200日)
オーダー/ポジション状況
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