ドル円146円台前半で米雇用統計待ち、テクニカルの地合いはやや下向きか (2/2午前)

2日午前の東京市場でドル円は146円台前半中心の動き。

ドル円146円台前半で米雇用統計待ち、テクニカルの地合いはやや下向きか (2/2午前)

ドル円146円台前半で米雇用統計待ち、テクニカルの地合いはやや下向きか

2日午前の東京市場でドル円は146円台前半中心の動き。昨晩海外市場で、米国序盤に指標の不冴えから米長期金利が急低下し、ドル円が一時146円を割り込んだ流れを受け、昨日東京時間より50銭程レンジが下に移った印象です。ただ、昨晩一時3.81%台まで低下した米10年債利回りが時間外で3.89%台まで戻していることもあり、下値を探る動きとはなっていません。今晩米国時間に米1月雇用統計を控えていることから様子見気分も強く、ドル円は午前中146.24-52の狭いレンジでの取引に終始。東京時間正午現在は146.36レベルで取引されています。

日経平均株価は、昨晩米長期金利の低下にともない米主要株価指数が上昇し、NYダウが最高値を更新したこと等を好感して買いが先行。情報技術系銘柄などを中心に幅広い銘柄が買われ、上げ幅は一時400円を超えました。その後は利食い売りも出て359円高で午前の取引を終了しています。

テクニカルにはドル円は、昨晩の下落で昨日の90日移動平均線に続き、21日移動平均線(本日146.72付近を上昇中)も割り込んで推移しています。昨日一旦割り込んだ一目均衡表の「雲」上限(146.08)が一旦サポートとなっていますが、ドル売りに反応しやすい地合いに変化しつつあり、今晩の雇用統計が弱めに出て下抜けた場合には、12月安値140.25を起点としたフィボナッチ38.2%の145.53や、同半値戻しや200日線、基準線等が込み合う144円台後半までの下落余地が広がることから、今晩も波乱含みです。

ドル円146円台前半で米雇用統計待ち、テクニカルの地合いはやや下向きか

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