ドル円 来週米FOMCにらみ、再びレンジの様相も(1/25夕)

東京市場は揉み合い。147円後半を中心とした狭いレンジ内での一進一退に終始している。

ドル円 来週米FOMCにらみ、再びレンジの様相も(1/25夕)

来週米FOMCにらみ、再びレンジの様相も

〇ドル円、147円半ばで寄り付いたものの積極的な動意乏しい、市場の関心は来週米FOMCか
〇本日は米10-12月期のGDP速報、12月耐久財受注速報等の発表予定、波乱原因となる可能性も
〇ECB政策金利も発表予定、利下げ実施見通しに関する発言に要注目
〇来週FOMC前に、短期的には1/19高値(148.80)と1/24安値(146.65)の2.15円レンジでの動きか
〇予想レンジは147.00-148.40、ドル高・円安方向は148円の攻防にまずは注目
〇ドル安・円高方向は、本稿執筆時かろうじて上回っている90日移動平均線が最初のサポートか

<< 東京市場の動き >>

東京市場は揉み合い。147円後半を中心とした狭いレンジ内での一進一退に終始している。

ドル/円は、147円半ばで寄り付いたものの積極的な動意に乏しい。日銀会合をこなし、市場の関心は来週の米FOMCへと移行している感があり、総じて手控えムードが強かった。ただ、一昨日148円台では神田財務官から聞かれた口先介入も本日は聞かれず、147円台は容認されているといった指摘も一部で取り沙汰されていたようだ。16時現在では147.70-75円で推移し、欧米市場を迎えている。

一方、材料的に注視されていたものは「ガザ情勢」と「北朝鮮情勢」について。
前者は、米紙WSJなどが報じていた「人質交換と引き換えに戦闘を休止することでイスラム組織ハマスと新たな合意に達した可能性がある」との内容をイスラエル側が完全否定。「戦闘休止はない。過去には人道的な目的のための一時休止があったが、その合意はハマスによって破られた」としていた。そうしたなか、オランダ・ハーグの国際司法裁判所(ICJ)が、イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザへの攻撃停止を命じる暫定措置(仮処分)を出すかどうかの判断を26日に示すと発表したことが話題に。停止を命じても、ICJには攻撃をやめさせる執行手段はないものの、権威の高いICJだけに西側諸国の世論やイスラエルを支援する米国などの動向に影響を与える可能性はある。

対して後者は、朝鮮中央通信が、24日に北朝鮮ミサイル総局が開発中の「新型戦略巡航ミサイルの発射実験を初めて実施した」と報じていた。それに対し、韓国国防相からは「北朝鮮はミサイル発射で韓国を脅かしている」との懸念コメントが聞かれていたようだ。また労働新聞によると、金総書記も出席した政治局拡大会議で、「地方経済の発展政策を推進する決定書が採択された」という。一方、それとは別にロシアのラブロフ外相は記者会見で、軍事協力を深める北朝鮮との関係について「順調であり、非常に活発に発展している」との認識を示したと伝えられている。

<< 欧米市場の見通し >>

ドル/円相場は、一昨日高値の148.70円を起点に、緩やかな右肩下がり。昨日のドル安値146.65円まで2円強も値を下げた。そのため、ドルの下値不安が再燃したとの見方も一時広がったが、結局下値トライも不発に終わっている。来週に注目の米FOMC発表という材料を控えていることもあり、短期的にはそれにらみのレンジ取引か。前述した2円レンジを基準にし、次の方向性を探る展開が続く可能性もある。
日銀による金融政策結果などが発表されるなか、市場でもっとも注視されているのは来週の米FOMC。それに向け、本日は10-12月期のGDP速報をはじめとした重要な米経済指標が相次ぎ発表されるだけに予断を許さない。また、それとは別に本日はECBが政策金利発表を予定しており、こちらも要注意だ。ちなみに事前予想は「3会合連続の政策金利据え置き」だが、問題は先行きの見通し。6月あるいは7月利下げ実施見通しが有力なだけに、そちらに影響を与える発言などが出るのかが注視されている。

テクニカルに見た場合、ドル/円相場は23日の日銀会合前後から、なかなか激しい上下動が続いている。しかし、19日の148.80円が目先高値、昨日の146.65円が同安値になった感もあり、ごく短期的には上記レートに挟まれた2.15円レンジか。ただ、上抜ければ150円が意識されそうな反面、割り込めば現在145円台前半までレベルを切り上げている移動平均の21日線などを目指したドル続落も。

本日は米経済指標として、10-12月期のGDP速報や12月の耐久財受注速報などが発表される予定となっている。先週来、発表される米指標が相場の波乱要因となることも少なくないだけに本日も一応要注意だ。また、ECBによる政策金利発表なども別途注意しておきたい。

そんな本日欧米時間のドル/円予想レンジは147.00-148.40円。ドル高・円安方向は本日東京で超えられなかった148円の攻防にまずは注目。抜ければ前回高値を含めた148.70-80円が再び視界内に。
対するドル安・円高方向は、本稿執筆時かろうじて上回っている移動平均の90日線が最初のサポートか。しっかり割り込むと147円割れから、昨日安値146.65円がターゲットとなる。

来週米FOMCにらみ、再びレンジの様相も

ドル円日足



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