ユーロドル、ECB理事会控え1.08台後半で小動き (1/25夕)

25日の東京市場でユーロドルは1.08台後半で無風状態。

ユーロドル、ECB理事会控え1.08台後半で小動き (1/25夕)

ユーロドル、ECB理事会控え1.08台後半で小動き

25日の東京市場でユーロドルは1.08台後半で無風状態。朝方1.0880レベルで取引が始まったユーロドルは、日中1.0870-91のわずか21pipsレンジで取引されました。この間時間外の米長期金利が上昇後に低下する等の動きがありましたが、ECB理事会を今晩に控えユーロドルは反応薄。東京時間17:30現在は1.0890レベルで取引されています。

昨晩海外市場では、米長期金利の低下や欧州圏1月製造業PMIの好調に、欧州時間にユーロドルは1.0932まで上昇しました。米1月製造業PMIが前月、市場予想を大きく上回ったことから米長期金利が急反発したため、ユーロドルもこれを受けて1.0885まで値を崩して取引を終えています。

テクニカルにはユーロドルは、一目均衡表の「雲」の上限付近での取引が続いています。雲上限は月末にかけて1.0965に向け上昇することから現水準でのもみあいが続いた場合には早晩「雲」の中に突入することとなります。また、転換線や21日移動平均線も上方からかぶさって来つつあり、ユーロドルの上値は重そうです。サポートは「雲」の中、1.0845レベルに位置する200日移動平均線。その下方には90日線も1.0786付近を上昇してきており、下値も堅そうです。

序盤の欧州主要株価指数は、軟調推移。今晩この後は、22:15にECB理事会結果公表、22:30 には米10〜12月期GDP速報値、米新規失業保険申請数、および米12月卸売在庫、耐久財受注、22:45にはラガルドECB総裁の記者会見が予定されています。

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