ドル円150円台前半、日米金融政策イベント前に様子見か (10/27午前)

27日午前の東京市場でドル円は小幅反落。

ドル円150円台前半、日米金融政策イベント前に様子見か (10/27午前)

ドル円150円台前半、日米金融政策イベント前に様子見か

27日午前の東京市場でドル円は小幅反落。朝方150.39レベルで取引の始まったドル円は、序盤もみ合ったものの高値150.42までで次第に下値探りに転じ、東京時間正午現在は150.17まで下値を拡大してきています。

日経平均株価は、昨晩大きく下げた反動で反発してスタート。情報通信系の銘柄を中心に大きく買い戻しが入った他、金融、不動産、エネルギー関連株も買われ、471円高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では欧州序盤の米長期金利の上昇に、ドル円は一時150.77まで上昇、直後に149.98まで急落する荒い値動きとなりました、その後は米国時間に発表されたコアPCE価格指数が予想以上に低下したこと等を受け米長期金利が低下したことからドル円は150円台前半で伸び悩む結果となりました。ただ、米国時間の安値は150.08までで底堅く、150.40レベルで東京時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は、三角持ち合いを上放れ、ドル買い地合いが強まっています。これまでレジスタンスとなっていた150円がサポートに転じ149.81レベルの転換線、149.53レベルを上昇中の21日移動平均線とともに強いサポートを形成しつつあります。

一方で、市場は来週前半の日銀政策決定会合、FOMCの結果を待って、様子見気分も強く、本日のところはこのまま静かな動きとなりそうです。

ドル円150円台前半、日米金融政策イベント前に様子見か

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