どう考えても売られ過ぎ(2016年1月21)

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どう考えても売られ過ぎ(2016年1月21)

ドル円:1月21日のファンダメンタル分析

朝からリスクオフの強まる展開となりました。特に株式市場は中国株以上に日経平均が下げを強める展開となり、下がる株価を見て為替市場は円買いで反応。ストップオーダー、あるいは日計りの新規売りオーダーなどがきっかけとなって117円割れ。その後も株価とともに下げる一方の流れとなり、欧州市場序盤には昨年8月安値を割り込み、一時115.97レベルと昨年1月以来の安値を付けました。その後、政府筋から市場を注視するとのコメントに急速に水準を切り上げ117円近くまで戻したものの、NY市場ではダウが大幅安、225先物も夜間取引で16000円の大台を割り込む荒っぽい動き。ドル円も116円台前半へと押しましたが、引けにかけて株価が急速に買い戻され117円近くに戻しての引けとなりました。

ドル円:1月21日のテクニカル分析

ドル円は、昨年8月に付けた116.15レベルを下抜けし、一時115円台に入り込んだものの115円台半ばから後半もまた昨年1月には強いサポートとなっていた水準であり、また政府筋からのコメントも手伝って、目先の安値を付けたチャートの形となったようです。さらに、株式市場も引けにかけて買い戻しが入り、NY原油も引けにかけて26.19ドルへと大幅に売られる流れとなったものの、中心限月の交代で本日は28ドル台を回復する数字のマジックがあるため、見た目は落ち着きを取り戻す展開が予想されます。もっとも気にすべきは日経平均株価で、16000円の大台を割り込むとNISAスタート時(2014年1月)の水準を割り込むこととなり、投資環境の冷え込みに直結します。株価押し上げ、追加緩和、何でもありという展開となる可能性もあり、注意が必要でしょう。本日は、ドル円もいったん安値を付けた後の動きと考え、116.90レベルをサポートに、117.60レベルをレジスタンスとする流れを見ておきます。

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