ユーロドル1.09台前半、東京時間横ばいの後、やや上値を試す動き
20日の東京市場でユーロドルは、1.09台で動意に欠ける動き。朝方、1.0921レベルで取引が始まったユーロドルは、日中1.0911-26のわずか15pipsレンジでの取引に終始。夕刻欧州勢参入後一時上値を1.0946と昨日高値と同値まで伸ばし、東京時間17:00現在は1.0944レベルで取引されています。
昨晩海外市場では、米国祝日で薄い市場の中で、ユーロドルは欧州株のさえない動き等を受けて軟調推移。先週末海外時間につけた1.0971レベルをピークに買い一服感が出て、1.09台前半での取引に終始しました。ユーロドルは欧州時間に一時1.0907の安値をつけ、米国時間はやや持ち直し、1.0920レベルで東京時間につないでいます。
テクニカルにはユーロドルは、昨日、一昨日と一目均衡表の「雲」の上抜けに失敗し、「雲」の中で緩やかに下落しています。本日「雲」の上限は1.0969レベル、ここを上抜けると1.0986-1.1000の抵抗帯が見えてきます。一方下方向は「雲」の下限1.0805のある1.08台前半には、主要テクニカルポイントが集中、サポート隊を形成しています。
序盤の欧州主要株価指数先物は軟調推移。今晩この後は、21:30に米5月住宅着工許可件数の発表が予定されています。
ユーロドル日足
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