ドル円134円台前半を堅調推移、日銀植田総裁は本日も緩和継続姿勢示す (4/25午前)

25日午前の東京市場でドル円は134円台前半中心のもみ合い。

ドル円134円台前半を堅調推移、日銀植田総裁は本日も緩和継続姿勢示す (4/25午前)

ドル円134円台前半を堅調推移、日銀植田総裁は本日も緩和継続姿勢示す

25日午前の東京市場でドル円は134円台前半中心のもみ合い。朝方、134.27レベルで取引の始まったドル円は、序盤に133.98まで弱含む場面もありましたが、133円台はすぐに買い戻されました。10時前の仲値決定にかけては実需とみられるドル買いに134.30近辺まで小幅に急伸。その後も植田日銀総裁の「インフレ率が下方に行くリスクと金融政策効果発現の時間を考慮し現在は緩和を継続と判断」とのハト派発言もあり134円台前半で底堅く推移しています。

日経平均株価は、米国の景気後退懸念がやや和らぎ、昨晩NYダウが上昇して終了するなどしたことを受け買いが先行。国内の景気回復期待も相まって幅広い銘柄が上昇し、112円高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、発表された米指標が強弱まだら模様の内容であったことから、ドル円は134円台で方向感なく推移し、終盤にかけては米長期金利の低下からドル売りに圧され米国時間の安値圏の134.22レベルで東京時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は、一目均衡表の「雲」の上限の低下により「雲」の上に浮上。横ばい推移の状況に変化はないものの、若干ドル買い地合いが強まっています。

週末の日銀政策決定会合を前に、衆議院財務金融委員会での質問に答えた植田総裁は、昨日に続いて、現行のイールドカーブ・コントロールによる金融緩和の継続を適当とする立場を明確にしており、市場の一部で燻ぶっていた、緩和策修正観測は事実上霧散しています。
その意味では日本サイドの円買い要因は短期的に大きく後退しており、米国要因次第では、本日はドル円が上昇しやすい地合いと言えそうです。

ドル円134円台前半を堅調推移、日銀植田総裁は本日も緩和継続姿勢示す

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