ドルも株も神経質な展開(2016年10月18日)

日経平均株価は小幅

ドルも株も神経質な展開(2016年10月18日)

ドル円:10月18 日のファンダメンタル分析

週明けの為替市場はドル円が細かく上下に振れ方向感が全く見られない中、ユーロドルが一段安となり東京朝方に1.0964レベルの安値をつけました。しかし今週のECB理事会を前にして大台割れでは買い戻しも強く、その後は終始じり高の展開となりました。ドル円もユーロの動き(ユーロ買い・ドル売り)について103円台後半へと押しましたが、先週後半以降のレンジを抜けだすことも難しそうで、大統領候補によるTV討論会とECB理事会が重なる20日木曜までは、もみあいを継続する可能性が高そうです。

ドル円:10月18 日のテクニカル分析

陰線・陽線が交互に続く膠着地合い

ドル円は、現状では103円台前半と104円台半ばのレンジの中で方向感が出にくい地合いとなっています。テクニカルにも短期的な円安傾向が続くのか、あるいは中長期的にフラットチャンネルを形成していくのかの分かれ目ともいえ、次の材料探し(重要なのはTV討論会とECB理事会)をしているところです。本日はユーロの底堅い動きも手伝って103円台後半を中心とした値動きを予想、103.50レベルをサポートに、104.10レベルをレジスタンスとする流れを見ておきます。

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