ドル円高値圏から反落するも底堅く、137円台を維持 (7/12午前)

12日午前の東京市場でドル円は小幅反落。

ドル円高値圏から反落するも底堅く、137円台を維持 (7/12午前)

ドル円高値圏から反落するも底堅く、137円台を維持

12日午前の東京市場でドル円は小幅反落。朝方、137.43レベルの高値圏で取引の始まったドル円は、リスク選好の後退に、寄り付きレベルをほぼ高値として、もみ合いながら下落。時間外の米株先物が下落しているほか、米10年債利回りも2.95%台に低下していることが重石となっています。また可能性は高くないものの、本日午後に予定されている日米財務相会談での円安けん制発言に対する警戒感も、ドル円の高値追いを一時中止させています。
ただ、ドル円は午前中一時137.03まで下落したものの137円を割り込むことはなく、底堅さを感じさせる動きともなっており、東京時間正午現在は、137.17レベルで取引されています。

日経平均株価は、欧米株安を受けて売りが先行。電気・ガス等の公益事業を除くほぼ全業種で売られ449円安で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、自民党の参議院選圧勝が改めて材料視された他、対ユーロでドルが一段と買われたことなども波及して、ドル円は米国時間にかけ一時137.75まで上値を切り上げる動きとなりました。その後いったんは利食い売り等に押されたものの、137円台前半から半ばでもみ合ってアジア時間を迎えています。

テクニカルにはドル円は昨晩の上昇で98年9月以来23年10か月ぶり高値をつけています。このところ下方から接近しつつあった21日移動平均線(本日135.61レベル)を上放れ、ドル買い地合いが強まっています。目先レジスタンスは見当たらず、当面140円がターゲット。午後のイエレン財務長官、鈴木財務相の会談で、円安けん制発言が出ない場合には、一段のドル高となる可能性が高く、要注意です。

ドル円高値圏から反落するも底堅く、137円台を維持

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