ドル円136円台を維持、早朝に高値更新後に反落 (6/22午前)

22日午前の東京市場でドル円は高値から反落。

ドル円136円台を維持、早朝に高値更新後に反落 (6/22午前)

ドル円136円台を維持、早朝に高値更新後に反落

22日午前の東京市場でドル円は高値から反落。朝方、136.57レベルで取引の始まったドル円は、7時台に136.71まで高値を伸ばしました。しかし、時間外の米株先物、米長期金利がともに低下すると反落に転じ、一時136.07まで下押しした後、東京時間正午現在は136.14レベルで取引されています。

日経平均株価は、昨晩欧米市場で株価が堅調推移した流れを受け買いが先行。上げ幅は一時200円を超えました。しかし、時間外の米株先物が値を下げるにつれ、エネルギー、半導体を中心とする情報技術系銘柄等が売られて、一時前日比マイナス圏に沈む展開となりました。前場終盤にかけては買い戻しも入り、結局9円の小幅高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、祝日明けの米国市場での株価の堅調と、米長期金利の上昇にドル円は直近高値を更新、米国時間終盤にかけ136.70までほぼ一方向に上げてそのまま高値圏で東京時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は昨晩からの上昇で、98年10月以来の高値を更新、再びドル買い地合いが強まっています。ここから先は98年8月高値の147.66までレジスタンスらしいレジスタンスは見当たりません。一方で次第に当局関係者からの円安けん制発言も強くなるものと思われ、緩やかなドル高基調が続く可能性が高そうです。

もっとも世界的には主要関心事は欧米のインフレ抑制と株価のバランスであり、今晩の為替市場も株価次第。週明けは比較的堅調に推移した欧米株ですが、アジア時間の米株先物の反落は気になるところです。今晩予定されているパウエルFRB議長の議会証言の内容と、その前後での株価の動きには要注意です。

ドル円136円台を維持、早朝に高値更新後に反落

ドル円日足

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
掲載している情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
掲載している商品やサービス等の情報は、各事業者から提供を受けた情報または各事業者のウェブサイト等にて公開されている特定時点の情報をもとに作成したものです。
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る