雇用統計アノマリー(2016年9月2日)

雇用統計アノマリーというと、スタジオジブリ作品放映がドル安と円高を招くアノマリーとして有名ですが、

雇用統計アノマリー(2016年9月2日)

雇用統計アノマリー

雇用統計前後にドル円は当面の高値をつけやすい?

雇用統計アノマリーというと、スタジオジブリ作品放映がドル安と円高を招くアノマリーとして有名ですが、個人的に常に気にしているアノマリーとして雇用統計前後にドル円はドルの高値をつけやすいというアノマリーです。

雇用統計はごく稀な例外を除けば毎月第1金曜日に発表されます。そしてこの金曜日の前後にドルが高値をつけているケースがここ数年ほど結構多いのです。次のチャートは2015年1月から現在までのドル円日足チャートを月ごとに四角で囲んだものです。

       ドル円日足(各月ごとに赤枠で囲んだもの)

       ドル円日足(各月ごとに赤枠で囲んだもの)

月初は国内から海外へ投資資金が流れ、雇用統計前後に一巡か

雇用統計で上がる場合、あるいはその前後に上がる場合等、いろいろなパターンは考えられますが、上のチャートを見ても月初め(四角で囲んだ左寄りの位置)からそのまま下げたり、一度は下げたりするというケースが多いことに気づかれると思います。

これは月末が終わり月初になると国内から海外への投資が発生し、それが一巡すると市場が落ち着くというパターンが存在し、その前後に雇用統計あるいは各種経済指標が重なるとドルの高値をつけやすいという動きに繋がっているのではないかと考えています。

昨日のNY市場では一時104円という水準までドルが買われていますが、果たして今月もこの後下げていくのか、あるいは雇用統計でもう一段ドルが買われてから下げていくのか、いずれにしても注目度の高い雇用統計となります。

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