微妙な雇用統計、一旦ドル売りの後ドル上伸

注目の雇用統計は非農業部門雇用者数の増加が15.1万人

微妙な雇用統計、一旦ドル売りの後ドル上伸

微妙な雇用統計一旦ドル売りの後ドル上伸

注目の雇用統計は非農業部門雇用者数の増加が15.1万人と事前予想の18万人には及ばなかったもののミゼラブルな数字というわけでもない微妙な水準でした。
発表直後は失望感からドル円は103円台の半ばから102.80まで急落しましたが、その後急反転し104円台まで上伸しています。

雇用統計が大崩れしない限りは、FRBが長期的なインフレリスクに適切に対処していくとの方針に変わりはないとの見方が広がったものと思われます。
この水準では9月利上げを急ぐものとも思われず、次回、またその次の雇用統計を含む指標を確認しながら徐々に利上げ機会をうかがうというメインシナリオを否定することにはならないとの判断が働いたものと思われます。
逆に足元の利下げ「リスク」が消えたことから欧米株式市場はこの内容を好感、全般的に上昇しています。
雇用統計でFOMCの9月利上げはほぼ消え、メインシナリオ維持のまま、ドル円の次の注目ポイントは追加緩和、総括的検証等の日銀の9月の動きにシフトしてゆきます。

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