米1月鉱工業生産指数の予想(22/2/16)

日本時間2022年2月16日23時15分に発表予定です。

米1月鉱工業生産指数の予想(22/2/16)

米1月鉱工業生産指数の予想

本日は、小売売上高に続き、1月鉱工業生産指数(IP)と同設備稼働率(CU)が発表されます。前回12月はIP及CU共に予想以下となりました。特にIPはマイナスとなり、改善基調は継続しているものの、一時の勢いがなくなっています。今回1月はプラス予想になっています。またCUは2018年〜19年に80%近くまでの稼働率がありましたが、それに近くなっているので、ここからは次第に頭打ちの可能性があります。
下図はIPとNY連銀製造業景況指数(NY)の3ヶ月移動平均線の推移ですが、ここ数ヶ月NYが大きく落ち込んでいます。昨日の2月NY結果は予想12に対して僅か3.1となり、前月のマイナスを解消するほどの回復になりませんでした。NY下落は時間経過でIPの下落に繋がりますので、製造業は黄信号が灯るか否かの状況になっています。図中〇印にあるNYの下降、その後青い線のIPが下がっていく過程に入ったのかを確かめる時期にいます。

米1月鉱工業生産指数の予想

(今回予想2022年2月16日9時00分現在)

鉱工業生産とNY連銀製造業景況指数

鉱工業生産とNY連銀製造業景況指数

(青の矢印が今日の発表値予想)

下図はドル円の週足チャートです。ドル高トレンドは変わらず、ラインA(=112円90銭)とB(=117円80銭)の間で上昇しています。ここ数週間はC(=116円35円)で丁度ダブルトップを形成し、次回3回目トライは重要になります。越えてくれればB狙いに入れます。もし3回目トライも失敗し、D(=114円20銭)のサポートを下抜けると、Aまでの調整を視野に入れなければならない状況となりそうです。昨日のNY連銀製造業景況指数内の日足チャートで、目先は115円にサポートがあるので、まずここを守れるのか否かとなります。
また、最近はファンダメンタルズ以外にウクライナ問題やオリンピック明けに台湾問題もクローズアップされると地政学リスクが一時的に優位となる可能性もあるので、その際はドルの買い場が難しくなりそうです。

鉱工業生産とNY連銀製造業景況指数 2枚目の画像

(2022年2月16日12:30 1ドル=115円69銭)

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