ドル円114円台前半、クリスマス相場で市場閑散のなか、じりじりと上値を拡大 (12/24午前)

24日午前の東京市場でドル円は114円台前半中心の動き。

ドル円114円台前半、クリスマス相場で市場閑散のなか、じりじりと上値を拡大 (12/24午前)

ドル円114円台前半、クリスマス相場で市場閑散のなか、じりじりと上値を拡大

24日午前の東京市場でドル円は114円台前半中心の動き。朝方、114.39レベルで取引の始まったドル円は、序盤じりじりと値を上げて、実需とみられるドル買いに昨晩高値を超え、一時114.51の高値をつけました。しかし、公表仲値決定後に急落 (←訂正 ×しかし、実需とみられるドル売りに公表仲値決定前に114.37レベルに急落。)その後もじり安となり、一時114.34まで下げた後、東京時間正午現在は114.37レベルで取引されています。
日経平均株価は、オミクロン株への過度の悲観が後退し、昨晩欧米株が大きく反発した流れを受け買いが先行しました。その後は年末に向けてのポジション調整の売りも出て伸び悩んだもののプラス圏を維持、22円高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、発表された11月PCEコアデフレータ、耐久財受注、ミシガン大消費者信頼感指数等の米指標が軒並み市場予想を上回り、米国の景気回復とインフレ率上昇を裏付ける結果となったことから、ドル円は114.47まで上昇。そのまま高値圏で東京市場につなぎました。

テクニカルにはドル円は、昨晩の上昇で11/24高値115.52から11/30の直近安値112.53までの下落の61.8%戻し114.38をクリア、本日午前は節目とみられた114.50も一時抜けるなど、ドル買い地合いを背景に、ひとつずつ、確実にレジスタンスを攻略してきている印象です。

本日はクリスマスを前に欧米主要市場が実質休場、アジアでも短縮取引となっているところが多く、市場参加者激減の中、調整主体の静かな取引が続きそうです。

ドル円114円台前半、クリスマス相場で市場閑散のなか、じりじりと上値を拡大

ドル円日足

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