ドル円一時110.97まで続伸、約1年ぶり高値を更新 (3/31午前)

31日午前の東京市場でドル円は一段高。

ドル円一時110.97まで続伸、約1年ぶり高値を更新 (3/31午前)

ドル円一時110.97まで続伸、約1年ぶり高値を更新

31日午前の東京市場でドル円は一段高。朝方110.36で取引が始まったドル円は朝方110.28まで小緩む場面もありました。しかし年度末の決済需要と思われるドル買いに、10:00の公表仲値決定にかけて110.73まで急伸。さらに正午にかけて一段高となり、正午過ぎに110.97の高値をつけています。昨晩一旦低下した米長期金利が時間外取引で反発していることもドル円をサポートしています。
日経平均は、昨晩米株式市場で主要株価指数が下落したことを受けて売り先行の展開となり、232円安で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、2営業日続けて最高値を更新したNYダウに利益確定の売りが入り反落。米長期金利も低下傾向となりました。ただ、ドル円は、根強いバイデン大統領のインフラ投資策への期待や、予想外の好調だった3月の米消費者信頼感指数の結果に支えられて堅調に推移。欧州序盤に到達した110円台を維持したまま、アジア時間につなぐ形となりました。

テクニカルにはドル円は、5営業日連続で高値安値を切り上げる、強いドル買い地合い。節目の110円も超え、一段高を目指す動きとなっています。週足では1月上旬のジョージア州の米上院議員決選投票で、民主党の優位が確定し、いわゆる「トリプルブルー」が確実になった週を境に、ほぼ一方向にドル高が進んでいる状況です。ここから先は、日足も週足もレジスタンスらしいレジスタンスが見当たらず、昨年3月高値111.71が当面のターゲットとなりそうです。

ドル円一時110.97まで続伸、約1年ぶり高値を更新

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