ドル円108円台後半に上昇 (3/12午前)

12日午前の東京市場でドル円はじりじりと値を上げる展開。

ドル円108円台後半に上昇 (3/12午前)

ドル円108円台後半に上昇

12日午前の東京市場でドル円はじりじりと値を上げる展開。朝方108.44レベルで寄り付いたドル円は、輸入企業のドル買いや、昼にかけ再び米長期金利が上昇し始めたことを受けほぼ一方向に値を上げ、東京時間正午現在は108.77レベルで取引されています。
日経平均は、昨晩海外市場での株価堅調を受け買い先行で始まり、序盤には一時利益確定の売りに押される場面もありましたが、それを押し戻し、277円高で午前の取引を終了しています。

昨晩注目されたECB理事会の政策決定で、政策金利、パンデミック緊急購入プログラムの総額等は据え置かれたものの、4-6月の債券購入ペース加速に言及、また、ラガルド総裁も「金利の上昇は、広範囲のリスクをもたらす」と発言するなど、足元の金利上昇を抑える姿勢を示しました。
その後の米市場では長期金利が落ち着いた動きとなっていること、バイデン大統領が1日前倒しで追加経済対策法案に署名したことなどから、NYダウが昨晩も史上最高値を更新しています。
ドル円はECBの政策発表後一旦は下降した米長期金利が反転したのにつれ深夜に108.70まで上昇しましたが、その後は米株価の上昇で主要通貨に対しドルが売られたことにつれ108円台前半に値を下げて、方向感を失いました。

テクニカルにはドル円は2月下旬からの比較的急な上昇トレンドの下限付近で下げ止まり、ドル買い地合いを維持しています。トレンドラインは本日108.43レベルにあり、今晩週末の終値でこの水準を維持できるか注目されます。

ドル円108円台後半に上昇

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