ドル円続落、一時105円割れ (2/9午前)

9日午前の東京市場でドル円は下落。

ドル円続落、一時105円割れ (2/9午前)

ドル円続落、一時105円割れ

9日午前の東京市場でドル円は下落。朝方105.26で取引が始まったドル円はほぼ一方向に下落。11:30頃に105円を割り込み、一時104.92の安値をつけた後、東京時間正午現在も104.92レベルで取引されています。米長期金利の反落に伴うドル売りに、本邦輸出企業からの実需のドル売りも加わった模様です。
日経平均は、海外での株高を受け買いが先行、ザラ場で一時90年8月以来30年半ぶりの高値を更新したものの、米株先物の上昇に一服感が出ていることや、高値警戒感からその後は伸び悩み、109円高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では米国の追加経済対策早期実現期待から株価が全面高となりました。一方で米長期金利上昇には一服感が出て、一時1.198%台に上昇した米10年物米国債利回りは1.14台まで低下、それに伴いドル円も105.66の高値から105.20レベルに下げてアジア時間につなぎました。

テクニカルにはドル円は昨日、一昨日と200日移動平均線を上抜ける場面がありましたが、終値ベースでは維持できずに反落。転換線のレベルにまで後退し、ドル上昇の勢いがややそがれた形です。ただ、ドル円が終値で現状の水準以上を維持できれば、本日21日線が90日線とクロス、再びドル買い地合いが再び強まる可能性があり、要注目です。

ドル円続落、一時105円割れ

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