ドル円104円台前半の高値圏で小動き  (1/12午前)

連休明け午前の東京市場でドル円は高値圏で堅調推移。

ドル円104円台前半の高値圏で小動き  (1/12午前)

ドル円104円台前半の高値圏で小動き

連休明け午前の東京市場でドル円は高値圏で堅調推移。朝方104.17レベルで取引が始まったドル円は取引レンジこそ104.10-31と小幅ながら底堅く推移し、米10年物国債利回りが東京時間も上昇を続け1.156%台に達していることもささえとなり、東京時間正午現在は104.30レベルで取引されています。
日経平均午前は、海外市場での株価軟調を受け、売りが先行しましたが、東京時間に米株先物が反発していることから反発、47円高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では米長期金利の上昇が続いたことから一時104.39の12月上旬以来の高値を付けました。一方米株式市場は利益確定の売りの動きが出たことや、民主党がトランプ大統領の弾劾手続きを進めるなど政治的混乱も嫌気され、下落して終了しています。

テクニカルにはドル円は先週までとは大きく様変わり、21日移動平均線、基準線、転換線を明確に上抜けて104.32の一目均衡表の「雲」の下限(104.32)付近で推移しています。

米長期金利が上昇に転じたことは、政権を掌握した民主党の積極財政出動期待に基づく、米経済の構造的な変質を見通してのもの。紆余曲折はあるにしろ大きな相場の転換点となる可能性があります。
短期的にはドル円は米長期金利の動向と当面104.32-65に横たわる一目均衡表の「雲」や104.54レベルを下降中の90日移動平均線との位置関係に注目です。

ドル円104円台前半の高値圏で小動き

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