英国世論調査アップデート 6月14日アップデート
電話調査も離脱支持増加
昨日はポンド円が2013年8月以来の149円台半ばまで下落しました。英国のEU離脱懸念が高まっていることを反映した動きですが、昨日ICMによる世論調査の結果が発表されました。オンライン調査も電話調査も前回から離脱支持が増えています。
オンライン調査
電話調査
ブックメーカー離脱オッズを2.75倍に引き下げ。離脱に賭ける人の割合は44.4%に上昇。
これら世論調査結果よりも更に注意が必要なのがブックメーカーの掛け率の変化です。
先週末までは、しばらく変化が見られず、残留が3/10=1.30倍、離脱が11/4=3.75倍となっていましたが、昨日オッズに変化が見られました。
残留 4/7 =1.57倍(7ベットして4+7=11戻る)
離脱 7/4 =2.75倍(4ベットして7+4=11戻る)
ベットしている割合はおよそ残留が55.6%、離脱が44.4%という水準です。明らかに先週までに比べると離脱のオッズが下がるとともに、離脱に賭けている人が増えていることが分かります。「この変化は世論調査以上に注意が必要」なので、臨時の速報を書きました。
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