ユーロポンドが悩ましい(19/12/20)

ポンドは良く動きますが、欧州と英国といった対比では相対的に欧州のほうがよさそうだと考えるのが普通では無いかと思います

ユーロポンドが悩ましい(19/12/20)

ユーロポンドが悩ましい

ポンドは良く動きますが、欧州と英国といった対比では相対的に欧州のほうがよさそうだと考えるのが普通では無いかと思います。しかし、テクニカルにはなかなか悩ましい状況となっています。
まず、次のユーロポンド週足チャートをご覧ください。

ユーロポンドが悩ましい

合意あるブレグジットと総選挙に向けての期待から9月以降ポンドは対ユーロで大きく買われ、ユーロポンドは0.9324から0.8277まで下げました。そして選挙が終わり急速にユーロポンドは買い戻しが入っていますが、このチャートを見る限り38.2%戻しの0.8677から半値戻しの0.8800まで戻す可能性が高く思えます。

次にユーロポンド月足をご覧ください。

ユーロポンドが悩ましい 2枚目の画像

こちらを見ると上がったところで売り直すチャートに見えます。これまで0.8500以下の水準はだいたい反発してはいるものの、下抜けたら2015年安値と今年高値の半値押しにあたる0.8130水準まで下げそうに見えてきます。

仮に中期的に買い戻しが入ってプルバックとなり、長期的に下げとなるならばテクニカルにはきれいなのですが、材料的にはどうもそのように見ることが出来ず、個人的には来年に向けていま最も悩ましい通貨ペアとなっています。

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