オーストラリア第4四半期CPIの数値予想(19/1/29)

発表予定は1月30日日本時間午前9時30分です。

オーストラリア第4四半期CPIの数値予想(19/1/29)

豪州第4四半期消費者物価指数の予想

豪州第4四半期消費者物価指数の予想

明朝、豪州の4Q消費者物価指数が発表されます。
事前予想では、四半期比+0.4%・前年比+1.7%で、予想通りになると2018年もインフレを心配するほどの状況にはなかったことになりそうです。
特に前年比ベースでは中銀目標値下限を割り込む状況が続いています。
来月5日(火)に中銀金融政策が予定されていますが、この消費者物価を踏まえると据え置き継続になりそうです。

豪州第4四半期消費者物価指数の予想 2枚目の画像

消費者物価指数の四半期推移と3四半期移動平均…ゼロは赤:予想値は黒


豪州第4四半期消費者物価指数の予想 3枚目の画像

CPI前年比(青)とインフレ目標値(赤)…赤は中銀インフレ目標値(2〜3%)。
今回予想通り(黒線右側)の数値になると、目標値下限からは一層離れます。

予想レンジを見ても、最大で+1.9%ですから目標値内に入る予想をしているエコノミストはいないことになります。

豪ドル/米ドルは昨日の高値が上ヒゲになり、結局上抜けの騙しになっています。0.7110〜0.7190米ドルレンジの豪ドル安トレンドは維持しています。0.72米ドル越えて終われば、0.7230〜40、0.7270〜80米ドル狙い、レンジ下限割れて終われば、次のサポート0.7070米ドルが、その先に豪ドル一段入りになるか否かのポイントになります。
明日の数値が予想以下になれば豪ドル売り材料になりそうです。
(1月29日11:11、1豪ドル=0.7153米ドル)

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