A$シカゴポジション
主要通貨ポジション(単位:枚)(2018年7月17日現在の数値)
ロング/ショートは左側通貨から見たもの。ネットポジションで▼数値は左側通貨がショート、+数値は左側通貨がロングを表しています。
通貨単位(1枚当たり):豪ドル/米ドル=100,000豪ドル
シカゴの豪ドルポジションはネットショートを僅か500枚弱減らしただけで、まだ4万枚ものショートをキープしています。先週木曜日まで米ドル全面高の地合いでしたので、ショートをキープして様子見した感じです。内訳もロング▼1,500枚減、ショートも▼2,000減でした。下図を見ると、先週も昨年5月9日時点の底値からの横線であるオレンジ色のラインと、今年高値からの抵抗線(=水色)との間のディセンディングトライアングルの収斂を続けています。時間的にはあと1〜2週(シカゴ締めベース)ですが、既に先週締日から1週間は経過しているので、今週一杯の感じがします。前回もレポートしましたが、ディセンディングトライアングルは下抜けが多いので、もし下抜けた場合、平行ラインに沿った動きが想定されます。
その豪ドル/米ドル相場は、先週も豪ドル安トレンドライン0.7260〜0.7530米ドル内で推移しています。このトレンド内の0.7430〜40米ドルに抵抗線あり、逆に下値は0.7310米ドルのダブルボトムになっています。終値ベースのチャート(1)の0.7310〜0.7440米ドルのディセンディングトライアングル内となっています。先週金曜日にトランプ大統領のFRB金利上げとドル高に対する不満からドル全面安となった経緯により、上値抵抗線まで戻されています。この0.7440米ドルを越えて終わる様ですと、トレンドライン上限0.7530米ドル方向になりそうです。この場合はトライアングルの上抜きとなります。一方で0.7310米ドルを切れれば、トレンドライン下限0.7260米ドル方向へのトライになりそうです。早ければ今週中に収斂の結果が出る可能性が高まっています。シカゴポジションから見ると上抜きのリスクが大きい様な気がします。(1豪ドル=0.7425米ドル、7月23日14時00分現在)
(ご参考)グラフは直近から過去60回分を掲載したチャートにしたものです。棒グラフ(青)はネットポジション(左目盛)、折れ線(オレンジ)は締日のNY終値(右目盛)、赤はサポートライン。緑は抵抗線になっています。
オーダー/ポジション状況
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