ユーロドルじり安 一時1.2204まで後退
22日の東京市場でユーロドルは軟調推移。朝方一時1.2250まで上昇する局面もありましたが。その後はほぼ一方向に値を下げ、東京時間19:00現在は1.2209レベルで取引されています。
英国を中心に広がるコロナウイルスの変異種への警戒が欧州を中心として物流を阻害し始めており、経済への影響が懸念されること、英国の通商交渉での最新提案がEUに拒否されたと報じられたことがユーロの重しとなっています。
昨晩海外時間にはユーロドルは米金融緩和長期化観測や米追加経済対策がまとまったことによる安心感からのドル売りにユーロドルは安値1.2130から1.2253まで大きく値を戻す動きとなりました。
テクニカルにはユーロドルは、上昇一服感はあるものの11月以降の短期上昇トレンド、3月以降の中期上昇トレンドの双方に沿った動きが継続中。短期のチャンネル下限は本日1.2118レベル、この水準は21日線の1.2100とも近く、比較的しっかりしたサポートとなりそうです。
一方上方向は中長期のトレンド上限が1.2305と短期トレンド上限1.2390より近く、いったんは1.21-1.23で上下が堅そうですが、1.23越えは3月以来のトレンドの上抜けとなるためよりインパクトが大きいものと思われます。
序盤の欧州主要株価指数はおおむね堅調推移。今晩この後22:30に7-9月GDP確報値。24:00に米消費者信頼感指数、11月中古住宅販売、リッチモンド連銀製造業指数の発表があります。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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