オーストラリア 11月小売売上高の予想
明日(22日)早朝に、豪州の11月小売売上高が発表されます。前回は予想を上回り、+1.4%となりました。11月は更に伸び+2.0%予想になっています。今回も予想通りになると、コロナ前の3月水準まで回復したことになります。下図を見ると、丁度3月と同じ水準で推移しています(赤い線)。この3月の伸びは非常に良い数値で、前月比+8.5%でした。
その後はコロナで4月に大きく落ち込み、5月以降に急回復し、7月に高値を付けています。まだその水準からは下回っていますが、もし明日の数値が前月比+3.88%以上になれば同じ水準まで戻れます。今回の予想レンジは上限が+7%まであるので、上振れした場合は1つの目安になりそうです。
尚、GDPベースでは第4四半期2ヶ月目の数値ですが、予想通りなら3Q比横這いまで戻せます。
(12月21日14時現在)
小売売上高
2018年12月を100にしたもの(3月高値を上限にして赤い線、それ以前の高値11月基準に緑の線を記載しています。今回予想は青矢印)
豪ドル対米ドルの相場に関しては、シカゴポジション261をご参照願います。
シカゴポジション内で、現在はやや豪ドル高からの調整気味ですので、好数値になると相場が反発し易く、逆に悪いと調整度合いを早めるかもしれません。
(2020年12月21日16:10、1豪ドル=0.7562米ドル)
オーダー/ポジション状況
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