ユーロドル欧州PMI改善で1.22越え、2018/4以来の高値を示現
16日の東京市場でユーロドルは堅調推移。日中は1.21台半ばで方向感なく推移しましたが、欧州時間に入って順次発表された仏、独、欧州圏の製造業･サービス業PMIが軒並み大幅な改善を見せたことでユーロ買いが一気に強まりました。ユーロドルは18時前に12/4の年初来高値1.2178を上抜けると1.2212まで急伸。東京時間19:30現在は1.2200レベルで取引されています。
テクニカルにはユーロドルは本日夕刻の上昇でユーロ買い地合いが鮮明に。ここから上はレジスタンスらしいレジスタンスもなく、今年3月からの中期上昇トレンドの上限1.2289が当面のターゲットとなりそうです。下方向は1.2135に軽いサポートの転換線があるものの、その下は1.2058レベルの11月からの短期の比較的急な上昇トレンドの下限、21日移動平均線が本日1.2025レベル。
今晩はFOMC最終日で未明に結果発表が控えており、事前の見方が分かれる結果次第では、上下どちらにも変動余地があり、波乱含みです。
序盤の欧州主要株価指数はほぼ全面高。今晩この後は22:30に米11月の小売売上高、23:45米製造業、サービス業PMI、24:00に企業在庫、28:00FOMC結果公表、28:30にパウエル議長記者会見が予定されています。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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