アメリカ10月貿易収支の予想(20/12/4)

日本時間2020年12月4日22時半に発表予定です。

アメリカ10月貿易収支の予想(20/12/4)

アメリカ10月貿易収支の予想

アメリカ10月貿易収支の予想

(今回予想:2020年12月4日9:30現在)

9月までの推移と今回予想値

9月までの推移と今回予想値

(発表値は黄色の折れ線で、今回分は青の矢印)

灰色の折れ線:モノの貿易収支
黄色の折れ線:モノとサービスの収支(通常発表分)
青の棒グラフ:対中国
オレンジ:対日


本日22時半に米国10月貿易収支が発表されます。今年3月以降は赤字額が増加傾向でしたが、8月の▼670億ドルを底にして増加が止まった形です。それでも青の横線(▼500億ドル)を大きく越える赤字額になっています。また対中(青の棒グラフ)は若干ながらも赤字額が減少しています。
また収支の内容を見ると、コロナ前の2020年2月の輸出(財とサービス)は2096.5億ドル、同輸入は2466.6億ドルでした。コロナ後の2020年5月に輸出は1418.0億ドル、輸入は1996.6億ドルと大きく落ち込み、9月の輸出は1763.5億ドル、輸入は2402.2億ドルでしたので、まだ輸出入共にコロナ前までは回復していませんが、8月よりは小幅で増加しています。今回も収支差ではなく、輸出入の回復度合いに注目したいと思います。

尚、同時刻に米国の雇用関連の数値が発表されます。重要度から見ると雇用統計になりますが、内外需の景気傾向を見るには重要ですので、トレンドとして見ておきたいと思います。


下図はドル円の日足チャート(12月3日現在)です。今年6月以降はラインA(=105円25銭)とB(=102円60銭)でドル安トレンドラインを形成して綺麗に切り下がっています。これまでもほぼ同じチャートでレンジ抜けを期待しましたが、まだ機が熟さないのか依然として小幅で推移しています。
現在はこのトレンドライン内でC(=104円75銭)とD(=103円65銭)の1円強の幅で動いており、今日の雇用統計と貿易収支を迎えます。両方とも予想に近い数値なら、まだレンジを抜けない可能性が高いですが、仮に下抜けた場合はE(=103円20銭)とBになります。逆に上抜けた場合は再度A方向をトライすることになります。CとDで12営業日も揉み合っているので、今日もそろそろレンジ抜け?を期待したいと思います。

9月までの推移と今回予想値 2枚目の画像

(12月4日10:40、1ドル=103円81銭)

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