ユーロドル横ばい後上値を伸ばす展開
6日の東京市場でユーロドルは横ばい後にじり高推移。朝方1.1826で取引が始まり、午前中一時1.1796まで下落しました。しかしすぐに切り返し日中は1.18台前半で方向感のない取引が続きました。その後夕刻欧州勢参入後にやや値を伸ばし、一時1.1853の高値をつけた後、東京時間18:30現在は1.1845-50レベルの取引です。
先ほどCNNは大統領選の激戦州のひとつジョージア州でこれまで優位だったトランプ大統領を僅差でバイデン候補が逆転していると報じました。未だ状況は流動的ですが、バイデン候補の優位が次第に濃厚となってきています。
昨晩は欧米市場で上院共和党優位による株の買戻しが続き、NYダウは先週一週間の約2,000ドルの下落をすべて回復する動きとなりました。為替市場ではリスク選好の回復により、主要通貨に対しドルの売り戻しが強まり、ユーロドルも予想外の上昇を見せ、一時1.1860の高値をつけています。
テクニカルにはユーロドルは昨日の上昇で21日線をはじめとする、主要なレジスタンスラインや一目均衡表の「雲」を突き抜けて、本日は「雲」の上での取引が継続しています。
序盤の欧州主要株価指数は軟調に転じています。今晩この後は22:30に米雇用統計の発表があります。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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