ユーロドル 1.17台後半 欧州勢参入後に上値試しの動き
20日の東京市場でユーロドルは1.17台後半での推移。東京時間は1.1760-81の狭いレンジでの取引となりましたが、夕刻欧州勢参入後にユーロ買いが優勢となり、東京時間18:30過ぎに1.18に乗せてきています。
昨晩の欧州時間に英、EUの交渉官間で電話会談が行われたと報じられたことで英ポンドが急伸、ユーロもつれ高となり一時1.1794の高値をつけましたが、1.18には至らず反落。その後米国時間に株価が崩れたことで1.1770レベルまで後退しました。
テクニカルにはユーロドルは、引き続き日足の一目均衡表の「雲」の中での推移ですが、昨晩からの上昇で21日線からはやや上放れ、基準線、転換線も上抜けています。
1.18台に乗せてきたことによりこのままユーロ買いが強まれば、本日1.1848レベルの一目均衡表の「雲」上限を試す動きとなる可能性もあります。
ただ、そのためには現在テーマとなっている、英国のEU離脱にかかわる通商交渉の前進と、米国の景気刺激策の与野党の妥協に向けての動き等にもう一歩の進展が必要です。
序盤の欧州主要株価指数はまちまちの動き。今晩この後は21:30に米9月住宅着工、建設許可件数の発表があります。
ユーロドル日足
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