ランド円ショートコメント(2020年10月12日)

実際のレンジは安値が6.30レベル、高値が6.46レベルと、わずか16銭の狭い値幅で落ち着いた動きになりました。

ランド円ショートコメント(2020年10月12日)

ランド円ショートコメント

まず、先週の振り返りですが「以前のもみあいに戻してきたと見て6.20レベルをサポートに6.50レベルをレジスタンスとする流れ」を見ていました。実際のレンジは安値が6.30レベル、高値が6.46レベルと、わずか16銭の狭い値幅で落ち着いた動きになりました。

先週のランドは、特に材料があったわけではありませんが、先週は単なる偶然かもしれないと書いた親中国派のバイデン勝利イコール中国にメリットという見方もあながち間違っていないのかもしれません。というのもバイデン勝利の可能性が高まったことでトルコリラのレポートに書いた通り、トルコは米ドル建て債券まで発行したということもあるためです。

昨日にはバイデン前副大統領がトランプ大統領とのリードを広げ6月以来の9.8ポイント差にまで広げてきていることから、一層バイデン勝利の可能性が高まってきていることはたしかで、そうなるとランドはトルコリラとは逆に底堅い動きを続ける可能性があるのかもしれません。今週も特に目立った材料はありませんし、大統領選の第2回TV討論会も中止となってしまったため、先週同様に値幅は伴わないものの底堅い動きを継続しやすいという見方でよさそうです。

テクニカルにいつもの4時間足チャート(上からランド円、ドルランド、ドル円)もご覧ください。

ランド円ショートコメント

ピンクのラインは先週示したトライアングルの両線ですが、かなりレジスタンスに近いことから反落する可能性と上抜けする可能性の2つがありますが、トレンド的には上述の通りで底堅い動きが続くとなれば上抜けの可能性が高そうです。その場合、次の節目はトライアングルの直前の高値でもある6.50です。

いっぽうで下値は先週の安値6.30がサポートとなりやすい水準と言えます。今週も比較的狭い値幅での底堅い動きを考え、6.30レベルをサポートに6.50レベルをレジスタンスとする流れを見ておきます。

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
掲載している情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
掲載している商品やサービス等の情報は、各事業者から提供を受けた情報または各事業者のウェブサイト等にて公開されている特定時点の情報をもとに作成したものです。
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る