ユーロドル1.17台後半で方向感なく推移
8日の東京市場でユーロドルは1.17台後半でのもみ合い。東京時間の取引レンジは1.1760-82と限られ欧州勢参入後にやや下値を広げる場面もありましたが、1.1750を割り込むことなく、東京時間19:30現在は1.1760-65レベルの取引です。
東京時間の午前中に行われた米副大統領候補によるTV討論は、第一回の大統領候補のTV討論よりはまともな議論がなされたものの、新味のある話はなく、形勢もほぼ互角。金融市場への影響は限定的でした。
昨晩は米国の景気刺激策への期待感が持ち直したことからリスクセンチメントが回復。前日急落したユーロドルは一時1.1782まで上昇し、ほぼ下落分を取り戻しています。本日日中の高値1.1782は昨晩NY市場の高値と同値です。
テクニカルにはユーロドルは著変なく、一目均衡表の「雲」の中で、1.1760近辺で推移している21日移動平均線に絡んでの横ばい推移。
序盤の欧州主要株価指数はおおむね堅調推移。
今晩この後は20:30にECB理事会議事要旨、21:30に米新規失業保険申請件数の発表があります。ECB理事会における、追加緩和議論、通貨高に関するやり取りは気になるところです。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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