ユーロドル海外時間の下落から反発、1.17台後半で昨日とほぼ同レベルでの推移
9日の東京市場でユーロドルは 1.17台後半をじり高推移。朝方は昨晩ユーロがECB理事会議事要旨公開後に急落した流れを受け、1.17台半ばで取引が始まりました。しかしその後はじり高推移となり、昨日、一昨日の高値1.1782とほぼ同値の1.1781まで上昇、東京時間17:00現在は、1.1770-75レベルで取引されています。
昨晩欧州時間に発表された9月のECB理事会議事要旨では出席者間でユーロ高が金融政策効果を一部打ち消すことに対する懸念が共有され、ユーロ上昇は不可避との考えを打ち消す必要があるとの認識で一致したことが明らかになりました。
これを受けユーロドルは一時1.1733まで値を下げましたが、米国時間にリスク選好の動きが強まったことを受け再びドルが売り戻され、1.17台半ばまで値を戻して東京時間につなぎました。
テクニカルにはユーロドルは本日も著変なく、一目均衡表の「雲」の中で21日移動平均線に絡む安定的な横ばい推移が継続しています。
序盤の欧州主要株価指数はおおむね上昇。今晩この後は23:00に米8月の卸売在庫確報がある程度。来週月曜がコロンバスデーの祝日で三連休となるため、比較的落ち着いた動きとなることが予想される反面、休日前のポジション調整の動きなどには注意も必要です。
ドル円日足
オーダー/ポジション状況
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